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存在と無

words/music: 純史



久しぶりに会ったあの子は

昔より垢抜けていて

僕のことを覚えてるかな

そんな不安が頭をよぎるんだ

あの頃は素直になれずに

強がって格好つけてた

部活帰り、グラウンドの隅で

小さな背中見つめていた

常に想いは空回って

理想ばかり並べていた

「また会おう」「必ずね」

言ったはずの約束が 叶わないまま

僕と君の距離が 君との時間が

無邪気な笑顔も 思い出してしまうんだ

もっとこっち向いて そっと手伸ばして

雨に濡れた日を

思いながら いま進もう

常に想いは空回って

上辺ばかり良く見せてた

「好きだよ」一言が

喉の奥につっかえて

言い出せぬまま

 

僕と君の距離が 君との時間が

無邪気すぎる笑顔も

思い出してしまうんだ

もっとこっち向いて そっと手伸ばして

あの頃のように 夢にまで出てこないで

 

僕と君の距離が 君と過ごす時間が

あどけない表情も 思い出してしまうんだ

もっとこっち向いて 離れたくないよ

雨上がりの空

見上げながら さあ進もう

 

 

 

緑ヶ丘で

words/music: 純史



ふと目が覚めて窓を開けてみれば

星がいくつも輝いている

ずっとあなたの傍にいたいと

願いを夜空に託した

今結ばれた君への思い

 

君が予想してるより

僕には覚悟があるから

幸せにするよ

一緒に歩いていこう

さぁ掴まってよ

 

大切な君の 優しさ知った時から

いつも心はあなたに

寄り添ってるんだよ

季節が変わるたび

君を愛おしく想う

今日の誓いを 胸に刻み込むよ

 

ふと公園近くで笑い合った

子供時代が思い浮かぶ

あの頃は馬鹿やっていたな

気付かずに時は流れた

まだ分からない

人との距離

 

君が教えてくれた 

僕には支えが必要

不機嫌にさせないよ

どこまでもついてきてよ

さぁ笑顔見せて

 

強がりな僕の 弱さを見せた時から

君のことばかり

気になってたんだよ

出会いの瞬間は

今も照れくさいけど

あの日の奇跡を 僕は忘れないよ

 

君が予想してるより 

僕には覚悟があるから

幸せにするよ 

一緒に歩いていこう

さぁ掴まってよ

 

大切な君の優しさ知った時から

いつも心はあなたに

寄り添ってるんだよ

季節が変わるたび

君を愛おしく想う

後悔なんてさせないよ

 

大切な君の表情を

見ていたいから

 

 

 

 

 

春のように

words/music: 純史



あなたの横顔が浮かぶ

透明なゆらめきは桜色

ふと手を伸ばせば届きそうな距離

近づいては離れてく

 

唐突に季節は流れて

風の音に心惑わされて

あなたがペダルをこぐ一瞬に

今頃同じ 景色過ごしてこの時間を

分かち合えたはずなのに

 

もう二人

交わせない言葉を ガラクタの声で叫ぶ

終われない

一つの結末をそっと この街の桜とともに

届けるよ

 

手を広げれば一瞬で散っていく

真っ白な淡い期待

触れて枯れて飛んで 燻った約束は

叶うことない ただ影が伸びていく

 

もう二人

話せない言葉を 頼りない声で叫ぶ

終われない

遠くの夕焼け滲む この街のあなたの記憶

閉じて

空に手をかざすよ

 

ゆらり落ちて消えない…

 

灰色の世界

words/music: 純史



季節が白に染まるたび

あの日の二人を思い出す

数えあげればきりがないほど

ゆらめく異世界に

身を委ねた

 

あなたの夢を見つめていたい

街灯の下で手を合わせ願った

降りしきる雪の一つ一つの

表情を確かめるように

空を見上げた

 

真っ暗闇が 心に堕ちて

唇震わす

前を向こうと勇気振り絞るほど

 

あなたのことを想って 胸が痛くなる

とれない偏頭痛みたいに

どうしても切なく響いて 泣きそうになる

平気だって言ったはずなのに

 

夜に消える あなたの影に

いつも寄り添っていたはずなのに

想いだけが私の殻となって

叫び跳ね返すの

 

声が聞きたい

声が…

 

あなたの夢を想って 今夜は眠りたい

幼い面影のままで

たまには私の涙の 理由も尋ねて

疑問形で

 

なんでもない!って笑うから

 

2011

 

RESTART

words/music: 純史



あきらめることも必要と

僕に問い掛けてくれたあなた

大切なものはいつでも

一つだと教えてくれた

 

目に見える自由に焦がれ

真実を視界から消す

私は間違ってますか

分かってたつもりなのに

 

いつもそうだった何一つ

無駄なものは無いんだよって

僕を傷つける

大人になるまで痛みを感じないように

 

あなたには分かるかな

僕が今泣いている理由が

繰り返しの毎日に

意味を求めてしまった

 

空で光るあの星達も

僕らを照らしてはくれないけど

そこにあるという安心感が

僕を強くしてくれるよ

 

過去も未来も納得できる

生き方に憧れ続けた

僕の生き様も あの雪のように

いつかは消えるのだろう

 

これ以上望むものは

もう無いと言ったはずなのに

こんなにも分かり合えないのに

僕らは同じ場所にいる

 

どれほどの決意があれば

あの道を進めるのだろうか

また君に出会えるのならば

あの日の僕でいさせてくれ

 

そのまま時間が流れようとも

この手をもう離さないから

 

2007

 

see you

words/music: 純史



Ah-Ah-

いつの日も…


Ah-Ah-

いつの日も

無邪気な笑顔で迎えてくれ
そのときまで、頑張るから
元気でいておくれ


君はどんな顔して

僕を待っててくれてるの
ひょっとして少しもそんなこと
考えてない?まさかね
君がどんなことしてるのか
気にはなるけれど
何事もなく家にだけは

帰ってきてほしい

 

Ah-Ah-
ゆっくりで

いいから無理はしないでくれ
時はいつか、君のために
チャンスを連れてくるから
でもねAh-Ah-
どんなときも

嫌いで怒ってるわけじゃない
それを理解してくれるのは

あと何年だろ…

 

なんでもなく過ぎる無機質な毎日の中に
楽しみを見つけ出してほしい
些細なことでいいさ
目の前にいる大人を

手本にしないでほしい
君が感じたまま見たまま

感情を出してくれ

 

Ah-Ah-
ゆっくりで

いいから無理はしないでくれ
君は絶対、立派になる
今はまだ時期じゃない
でもねAh-Ah-
どんなときも

嫌いで怒ってるわけじゃない
それを理解してくれるのは

あと何年だろ…

 

Ah-Ah-
君もいつか大人になってしまうのだろう
君の見本になるような
立派な大人を目指していこう


けれどAh-Ah-
僕はそんな、誇れる人生歩んでいない
だから反面教師として
僕を見習って、くれたらなぁ…

 

 

2007

 

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